女性の悩み「更年期」を分かりやすく解説!いつから?症状は?緩和法は?

  • 公開日:2017/07/19

年齢を重ねると更年期を迎え、体の不調を起こしたり情緒不安定になったりするというのはご存じの方が多いのでは。
でも、きちんとした基礎知識は持っていますか?
何が原因で更年期になり、具体的にどのような症状があるのでしょうか。

誰でもなる可能性のある更年期。
いざという時に焦らないように、しっかり基礎知識を身につけ症状の緩和法も知っておきたいですね。
こちらではそんな更年期について分かりやすく解説します。

まだ更年期は始まっていないけど対策したい方、すでになっていて症状を抑えたい方は参考にしてみてください。

女性の悩み「更年期」とは


更年期は中年期になることが多いですが、もっと細かく言えば「閉経前後」の時期です。
閉経を迎えるということは卵巣機能が低下していて、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減るのが更年期の原因とされています。
閉経は個人差がありますが40代の後半~50歳くらいが多く、この時期に更年期を発症する方が多いです。

始まりのサインとしては
・生理周期が短くなる
・生理日数が短い
・出血が続く
・出血量が安定しない
・だんだん生理周期が長くなる

など。

だんだん周期が長くなり、いずれピタッと生理が来なくなってしまう時があります。
そのまま1年経つと閉経したと言っていいでしょう。

更年期の症状&それぞれの緩和方法


更年期は色々な症状があるのでどの症状が特に強く表れるかは個人差があります。
更年期の症状として代表的なものと、その緩和・改善方法を紹介します。

◆ホットフラッシュ(ほてり)
卵巣機能が衰え女性ホルモンの分泌が減少すると自律神経のバランスが崩れます。
自律神経は体温調節に関わる神経ですから、バランスが崩れていると突然体が熱くなるなど不調を起こしてしまうのです。
突如自律神経の暴走が起これば体温調節に必要な血管の拡張や収縮のコントロールができなくなり、手足は冷たいのに上半身や顔だけが汗をかくほど熱いという症状が出ます。

冬場でもホットフラッシュが起こると汗をかいたり顔が赤くなるので人目につく場所だと「恥ずかしい思い」をするという方が多いそうです。
できる限り予防をするためには規則正しい生活をし、体を冷やさないよう気を付けて自律神経を乱さないようにすることが有効です。

◆情緒不安定
女性ホルモンが減少すると人間の感情を左右する脳内物質のセロトニンが不安定になり、感情が安定しなくなります。
それによって気分が落ち込みやすく憂鬱になったり、不安やイライラなど「うつ」のような症状に。

しかし、仕事や家のことで忙しいと更年期がうつの原因なのかそうではないのか分かりにくいもの。
情緒不安定が酷い場合は婦人科で相談し、女性ホルモンを補充する治療を行います。
もし症状が緩和すれば更年期による情緒不安定でしょう。
改善しなければ精神科や心療内科を受診してください。

◆太りやすくなる
女性ホルモンはコレステロールのバランスを整え多ければ低下させる働きがありますが、更年期を迎え女性ホルモンが少なくなるとコレステロールを低く保てなくなり、内臓脂肪が付きやすくなります。
脂肪の代謝が悪く蓄えやすい体質に変わるので、ちょっとしたことで太りやすくなるのです。
若いころのように基礎代謝も高くないのでエネルギーが上手く使われず、更年期以前と同じ食生活でいるとあっというまに太る場合が多いので注意が必要です。

◆不眠
自律神経のバランスが不安定になると睡眠のバランスも崩れ、なかなか寝付けなくなったり寝てもすぐに目が覚めたり睡眠が浅いなど不眠症状を起こします。
夜にきちんと眠れないため昼間も眠たくなってしまいますが、寝付きが悪く睡眠が浅いため昼寝をしてもスッキリできません。

ただ、更年期による体内のバランスが崩れているのが原因であることもあれば、更年期の体調変化がストレスになって不眠になっていることもあります。
体をリラックスさせた状態にすると眠りやすいので、ぬるめのお風呂に入り体をじっくり温める、イランイランやラベンダーのアロマを焚くなどがおすすめです。

◆肌の乾燥
女性ホルモンは肌の水分を保ちハリを生むコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンの合成を促す働きがありますが、更年期で減少してしまうと潤いやハリを保つ成分が不足し肌が乾燥しやすい状態に。

同時に皮脂の分泌を促すプロゲステロンというホルモンも減少するので水分を閉じ込めておく皮脂が不足し、肌の水分が蒸発して乾燥肌になるのです。
肌の水分が少ないとバリア機能が低下することで、肌トラブルやエイジングサインできやすい環境になる場合も。
体の中に乾燥の原因があるのでお肌のエイジングケアの大敵といえるでしょう。
更年期の症状が出てきたら、より保湿スキンケアを心がけ乾燥対策を行うのがおすすめです。

◆その他
その他にも以下の症状を起こすことがあります。
・疲れやすい
・やる気が出ない
・髪が細く弱くなる
・記憶力の低下
・痩せる
・冷え性
・関節痛

まとめ~更年期の症状を把握していざという時に備えよう~


更年期はいつか誰でも来るものですから、今から原因や症状について知っておくと対策が楽になりますよ。
もしちょっとした変化があれば更年期かも?と疑うこともできますし、早期から治療を始めるきっかけになるでしょう。
すでに症状が見られた場合は、緩和法を実践してみてください。
あまりに症状がひどい場合はホルモン治療なども行えます。

また、更年期が起こるくらいの歳になったらより徹底して生活習慣を見直し、症状が重くならないようにするのもポイント!
生活習慣の改善は体の中も外も若返るエイジングケアにも繋がりますから積極的に改善したいですね。

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