シミにも種類がある!それぞれの原因・特徴・改善方法を徹底追求

  • 公開日:2017/09/05

年齢を重ねるとシワやシミなどのさまざまなエイジングサインが現れます。
中でも多くの女性が悩んでいる「シミ」

実はシミにも種類があり、それぞれ原因や改善方法も異なります。
今回はそんなシミを消すための基礎知識をお届け。

効果的に予防改善するために、シミの種類別の特徴を押さえましょう!

シミの種類別【特徴・原因・改善方法】


数ある種類の中でも、多くの女性に発生しやすい

・老人性色素沈着
・炎症性色素沈着
・脂漏性角化症
・肝斑

の4つをピックアップし、それぞれどのように改善していくのがベストかを紹介します。
シミで悩まれている方は鏡でチェックしながら、自分にあるシミがどの種類か確認しましょう。

老人性色素沈着


◆特徴
頬、目の周り、手の甲、デコルテ、腕など服から出る部分で紫外線を浴びやすい部分にできます。
茶色っぽい色で色の濃度は薄いものから濃いもの、形も丸いものからいびつな形までさまざまです。

大きさも小さなものから2㎝以上になるものまであり、40歳前後からできはじめるのが特徴です。
年齢を重ねるとさらに増える傾向にあります。
ただし、もともと色白で紫外線に弱い方や紫外線対策をせずにいた方などは20代頃から既に老人性色素沈着ができてしまう可能性もあるでしょう。

◆原因
老人性色素沈着はその名前の通り老人、歳をとった人にできやすいシミの種類です。
原因としては、長い年月浴び続けた紫外線によるもの。
紫外線を浴びると人体は紫外線から体を守るためにメラニン細胞が活性化し、メラニン色素が作られます。

メラニン色素は紫外線が肌の奥に届き細胞にダメージが加わるのを防ぐ働きがあるなど、まったく悪いものというわけではありません。
ですが年齢を重ねると肌の生まれ変わりであるターンオーバーが滞り発生したメラニン色素が排出しきれず、もとの肌色に戻れないので肌が黒いままになってしまいます。
この状態が「色素沈着」です。

◆改善方法
老人性色素沈着は放置すると増えたり色が濃くなってしまいます。
しかし、比較的改善しやすいシミなので美白作用のある塗り薬で効果が期待できるといわれています。
塗り薬はトレチノイン、ハイドロキノンなどの肌の漂白剤とも呼ばれる美白成分を配合したもの。
トレチノインはターンオーバーを促す作用があるので、シミ・色素を排出させる効果があります。

塗り薬は医師による処方が必要なくらい作用が強いものなので、まれに副作用として白抜け、赤みが起こる場合あり注意して使用する必要も。
作用の強さから肌は無防備で敏感な状態になるため、塗り薬の使用中は外部刺激に弱くなるので紫外線対策を徹底しなければ新たな肌トラブルを招く恐れもあります。

処方薬ではなくても、市販薬や化粧品でもハイドロキノン配合のものはあります。
ただ、成分の濃度は低いのでシミの改善までには長時間必要です。

炎症性色素沈着


◆特徴
虫刺されニキビがそのままの形で薄い茶色のシミになって残るのが特徴です。
炎症が軽度であれば色は薄く、炎症が重ければ重いほどシミが濃く残りがち。
また、炎症性色素沈着には一時性のものと慢性の二通りがあります。

一時性のものは自然に解消されることが多いですが、間違えたケアや繰り返すニキビ、アトピー性皮膚炎など慢性的に炎症を起こしやすい方の場合、色素沈着が皮膚の深いところから起こっているため消えにくいシミになってしまうのが特徴です。

◆原因
虫刺され、切り傷や擦り傷、火傷、ニキビ、間違えたケアなどで肌に炎症をおこすものができた際、その部分に色素沈着が残りシミになるのが原因です。
上記のような皮膚トラブルや外傷ができるとそれが刺激になってメラノサイトが活発に働き、メラニン色素がつくられます。
炎症が治まったあと、患部に集まったメラニン色素が残りその部分だけがシミのようになるのが炎症性色素沈着です。

また、体を洗う時に必要以上に力を入れて擦ったり、肌に合わない化粧品を使っても肌に刺激になってメラニン色素が発生したり、炎症を起こすケースもあるので日々の間違えたケアも炎症性色素沈着の原因になり得ます。

◆改善方法
美白ケアピーリングによる角質ケアで治る比較的改善しやすいシミです。
肌の奥からシミになってしまっている場合には改善するまでに時間がかかりますが、きちんと美白ケアをすれば徐々に薄くなっていくでしょう。
改善にはビタミンC誘導体、ハイドロキノンなど美白成分が配合された医薬品や化粧品を使用するのがおすすめ。

ハイドロキノンは濃度の濃いものは処方して貰わなければならないので、より効果の強いハイドロキノンを使用したい場合は皮膚科を受診しましょう。
内服薬としてトラネキサム酸やビタミンCも処方されることがあります。
体の中からも外からも働きかけて改善していく方法です。

ピーリングはフルーツ酸やグリコール酸を含む薬剤を肌に塗り古い角質を強制的に取り除きます。
古い角質を除きターンオーバーを促すことで炎症性色素沈着を徐々に薄くしていくことが可能です。

脂漏性角化症


◆特徴
紫外線を浴びやすい顔、デコルテ、腕、手の甲などに特にできやすいシミです。
シミというと肌のところどころに色素の濃い部分ができるようなものをイメージをしますが、脂漏性角化症は平らなものではなく小さな茶色いイボ状のものができるのが特徴。

大きさは数ミリの小さなものから大きいものでは3㎝前後になることもあり、触ると硬くザラザラとした手触りでホクロにも似ています。
イボができますがかゆみ、痛みはありません。
しかし、イボ状なので見た目が気になるなどの悩みになることも多いタイプのシミの一種です。

◆原因
脂漏性角化症は若いうちはあまりできず、年齢を重ねるとできるエイジングサインのひとつです。
老人性疣贅とも呼ばれ年寄りにできるイボとしても知られています。
長年紫外線を浴びたことが原因になるので、紫外線対策をしていなければ若い年代でもできる可能性も。

◆改善方法
小さな脂漏性角化症は主に冷凍療法で除去します。
液体窒素を染み込ませた綿棒でイボを急速冷凍し除去する方法です。
患部を急速冷凍するとその場でぽろっと取れるわけではなく、数日後にかさぶたになって自然に取れていきます。
麻酔はせずに患部を急速冷凍するので痛みはありますが、比較的即効性のある方法なのでおすすめです。
治療費は保険が適用され、安く済みます。

痛みのある治療はちょっと…という方の場合、ヨクイニンエキスを用いた方法もあります。
ヨクイニンはハトムギのことで、ハトムギの成分を配合した化粧品を使うのがおすすめです。
ターンオーバーを促し角質を除去する効果があり、徐々に脂漏性角化症を改善していくことができます。

肝斑


◆特徴
肝斑は頬から目尻にかけてできるもやっとした薄い茶色のシミの集まりです。
両頬とも左右対称にできやすいのが特徴で、目の下や頬がもやもやとしたシミに覆われるため顔色が悪く見えてしまうのが気になるところ。
人目につきやすい部分にできるというのも悩みになりやすいでしょう。

肝斑と言う名前はシミの形が「肝臓」のような形をしていることから肝斑という名前になったといわれています。

◆原因
肝斑は30代~40代の女性に発症しやすいですが、さらに歳をとるとパッと消えてしまう不思議なシミの一種です。
実はまだはっきりと原因は特定されていないのですが、30代~40代の女性にできやすく歳をとると消えることから女性ホルモンが影響しているのではと考えられています。

仕事、家事、育児に忙しくストレスの多いこの年代は、特に女性ホルモンのバランスを崩しやすいといわれています。
また、女性ホルモンのバランスが変わる妊娠中も肝斑ができやすいのだとか。

◆改善方法
飲み薬を用いて治療するのが一般的な改善方法です。
美白成分のL-システイン、ビタミンC、トラネキサム酸をまずは1カ月ほど服用し効果の有無を調べます。
ほとんどの人は1~2カ月で肝斑が薄くなるのを実感しますが、薬の服用をやめるとまた濃くなってしまうこともあるようです。

トラネキサム酸は長期の服用ができないため、シミに働きかける改善方法ではなく根本から働きかける漢方の使用もおすすめ。
女性ホルモンの乱れを改善し血流を促す加味逍遥散(かみしょうようさん)が主に処方されます。
肝斑は女性ホルモンの影響、血流の悪さも関係していると考えられるので、体質を改善する漢方を飲むことで根本からの原因改善に期待できるでしょう。

ですが漢方のみで完治させることは難しいので、トラネキサム酸などの内服薬も併せて服用するといいでしょう。
治すことが難しいシミではあるので、改善するというより現状維持や悪化させないことを考えながら根気良くケアできるといいですね。

まとめ~シミの種類に合った効果的なケアで美肌を目指そう~


シミといってもさまざまな種類があり、原因や改善方法もそれぞれ違うことが分かりましたね。
自分にできているシミはどれなのか把握することも早期改善には必要です。

また、原因が分かれば事前にできないように対策することにも役立つはず。
シミに効果的なスキンケアコスメなどを取り入れて、ぜひこちらで紹介した情報をもとに、シミの改善・予防に役立てて下さい。

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