失敗しない卵殻膜化粧水の作り方と注意点|手作りのメリットデメリットとは

  • 公開日:2018/02/07

アンチエイジングや美白効果が期待できるという「卵殻膜」
卵殻膜とは卵の殻の内側にある薄い膜のことですが、この膜には数々の美容パワーがあるとして女性たちの注目を集めています。

最近この卵殻膜を利用した「手作り化粧水」が話題になっているのをご存じでしょうか?
今回は具体的な作り方と、卵殻膜化粧水を手作りするメリット&デメリット注意点について詳しくお伝えしたいと思います。

卵殻膜にはどんな美容効果があるの?


卵殻膜は、卵の中でヒナの誕生までの命を支える大切な役割を果たしており、とてつもない生命パワーを宿しています。
ここに含まれる栄養は、まさに生命の源。
人の肌に近い18種類のアミノ酸や、コラーゲンヒアルロン酸など女性にうれしい美容成分がたっぷり入っているのです。

特に、美白効果やアンチエイジング効果が期待できる「シスチン」を非常に多く含んでおり、その含有量は他の食品には類を見ないほど。
このシスチンは体内に取り込まれると「L-システイン」というアミノ酸に変化し、体の内側から代謝を上げて抗酸化作用を促す働きをします。
シミ・そばかす・肌荒れなどの肌トラブルを防いで健やかな肌を保つためには、無くてはならない成分なのです。

コラーゲン、ヒアルロン酸、シスチンなどの贅沢な美容成分が豊富に含まれている卵殻膜ですが、ほとんどの人は料理の際に卵を割ったらそのままゴミ箱へ捨ててしまいますよね。
それをコスメとして再利用し、卵殻膜の美容効果を毎日のケアに取り入れようというのが「卵殻膜化粧水」です。

卵殻膜を使ったコスメは市販されているものも多く、その驚くべき美肌パワーに美容業界でも注目されています。

卵殻膜化粧水の作り方


化粧水を作るのに最低でも卵10~20個分の卵殻膜が必要になります。
一度にすべてを用意するのは無理があると思いますので、まずは卵殻膜を少しずつためるところからスタートしましょう。

【卵殻膜化粧水の材料】

・卵殻膜……卵10~20個分
・ウォッカやホワイトリカーなど、アルコール度数40%以上の蒸留酒‥‥‥150ml
・精製水‥‥‥適宜
・グリセリン‥‥‥適宜

【卵殻膜の準備について】

1.生卵を割り、殻を水につけて半日置きます。
2.水の浸透圧により卵殻膜が剥がれやすくなるので、慎重に殻からむいていきます。
3.水気を取った卵殻膜をザルなどに広げて乾燥させ、必要量がたまるまで容器に入れて保存します。

【卵殻膜化粧水の作り方】

1.ビンなどの密閉容器に蒸留酒と卵殻膜を入れ、10日~2週間ほど漬け込みます。
2.この液体をガーゼや手ぬぐいなどでこし、保存用の密閉容器に移します。(原液完成)
3.原液・精製水・グリセリンを、「5:4:1」の割り合いで混ぜ合わせて化粧水用の容器に入れます。

※例えば、100ml分の化粧水を作るなら、原液50ml・精製水40ml・グリセリン10mlとなります。

手作り卵殻膜化粧水の注意点


卵殻膜は、必ず生卵のものを使用してください。
ゆで卵の卵殻膜は使えないので要注意。

また、手作り化粧水には防腐剤や酸化防止剤が入っていないため、扱いには注意が必要です。
念のため、保存容器は事前に煮沸消毒をするのが望ましいでしょう。

手作り化粧水は市販品より使用期限がかなり短くなります。
原液はアルコール度数が高いのである程度長持ちしますが、精製水やグリセリンを混ぜた化粧水は腐敗しやすいため、使用後は必ずそのつど冷蔵庫に保存し、2~3週間以内に使い切るようにしてください。
期限内であっても、変色や匂いの変化が感じられたらすぐに使用を中止しましょう。

初めて卵殻膜化粧水を使う際は、パッチテストを行って安全を確認してから顔に使用します。
体質に合わない人が使うと副作用が出てしまう可能性もあるので、必ずパッチテストを実施してください。

<パッチテストのやり方>
・原液を少量、腕の内側の皮膚につけ、24時間洗い流さずに肌の様子をみます。
・もし「かゆみ」「かぶれ」「赤み」などの症状が出たら、使用は中止してください。

卵殻膜化粧水の効果的な使い方


美肌成分たっぷりの卵殻膜化粧水。
せっかく使うなら、美肌成分をしっかり肌に浸透させたいですよね。

コットンで肌に馴染ませるのも良いですが、スプレー式のボトルを使うと無駄なく肌に行き渡らせることができるのでおすすめです。

また、日常のお手入れをベースに、たまのスペシャルケアとして「コットンパック」をするのも効果的。
コットンパックをする際は、顔全体を覆う分のコットンを用意し卵殻膜化粧水を沁み込ませて肌に乗せ、3~5分を目安にパックします。
コットンの上からラップやシリコンマスクを重ねると、さらに有効成分がしっかり肌に吸い込んでいきますよ。

3~5分たったらコットンをとり、その後は乳液やクリームなどの普段のお手入れをします。
あまり長時間コットンを乗せたままにするのはかえって肌によくないので、パックの時間は必ず守ってくださいね。

手作り卵殻膜化粧水のメリットとデメリット


いいことづくめのように思える卵殻膜化粧水ですが、手作りということで不安を感じる人もいるかと思います。
ここからは卵殻膜化粧水のメリットとデメリットをくわしく見ていきましょう。

【メリット】
いちばんの魅力は、やはり卵殻膜の豊富な美肌成分でしょう。
天然の成分なので余計な添加物を気にすることなく、有効成分をたっぷり肌に取り込めるのは大きなメリットですね。

また、アンチエイジングに効果の高いコラーゲンやヒアルロン酸は、市販品だとかなり高価になりがちですが、手作り卵殻膜化粧水ならコストをかけずに作れるのが魅力です。

【デメリット】
こうした手作り化粧品にありがちなデメリットが、品質面に不安が残るところです。

最近はコスメ業界も無添加志向になり、自然の成分を使用した化粧品や、防腐剤や石油系界面活性剤を使っていないことを売りにした商品がたくさん売られており、その影響で手作りコスメに興味を持つ女性も増えてきました。
しかし、メーカーの安全管理のもとに作られたそれらの無添加や自然派コスメは、品質を安定させるためのさまざまな工夫がされており、肌トラブルが発生しないよう細心の注意を払って製造されています。

ですが、個人で手作りするコスメはそういった配慮がされていないので、実際のところ品質面はかなり不安定と言えるでしょう。
とくに卵殻膜化粧水はアルコール度数の高いお酒を使っているため、人によっては刺激が強過ぎる場合もありますし、作成中に雑菌がまぎれ込む恐れもないとは言い切れません。
たとえパッチテストで異常がなくても、その日の体調でアルコールや卵殻膜成分に過敏に反応してしまうこともあります。
これらのリスクを考え合わせると、やはり安心して使えるのは市販の商品かもしれませんね。


まとめ~手作り卵殻膜化粧水は慎重に!~


話題の卵殻膜化粧水について、作り方やメリット・デメリットを説明してきました。

優れた美肌成分をもつ卵殻膜ですが、手作り化粧水には課題点が多いのも事実。
もし卵殻膜化粧水を手作りするなら、上記の注意点を守り慎重に取りかかってくださいね。

化粧品はその効果よりも、安心して使えるかどうかが最も重要です。
肌を傷めることのないよう、使用する化粧品選びには細心の注意を払いたいですね。

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