ニキビ跡になりやすい重症化した「紫ニキビ」の治し方と予防法

  • 公開日:2017/11/29 最終更新日:2017/12/14

季節の変わり目、肌質の変化、脂っぽい物の食べ過ぎでニキビができてしまうという人は少なくないでしょう。
多くは徐々に改善し消えていきますが、場合によってはニキビが悪化し赤くなったり紫色になったり、痛みを伴う状態になってしまうことも。

特に注意したいのは重症化したニキビ「紫ニキビ」
どうしてここまで悪化してしまうのか、できてしまったらどんな治療方法で治せばいいのかなどを詳しく紹介します。

放っておいたら危険?!紫ニキビとは?


そもそもニキビというのは症状によって色が違い、紫ニキビは一番悪化した状態のニキビとされています。
軽度のニキビから順に、白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ→黄ニキビと続き、最終的に重症化した紫ニキビになっていきます。

結節型硬結型嚢腫型とも呼ばれる紫ニキビ。
赤ニキビや黄ニキビの炎症がさらに悪化し、毛穴の周囲や真皮細胞にもダメージが広がることで皮膚の表面が赤っぽい紫や黒っぽい紫色になりゴワついた肌になります。
赤や黒っぽい紫色になるのは毛穴の中に溜まった血や膿によるもの

正しいケアをしていれば紫ニキビになる前に治ることがほとんどですが、雑菌が入ったり間違えた自己ケアにより炎症が悪化すると紫ニキビになってしまうのです。
もともと皮脂が多くニキビができやすい人や、ニキビができてもケアをきちんと行わない方は悪化する条件が揃いやすく、紫ニキビになるまで症状が進行することがあるので要注意。

紫ニキビは色味が強く大きく腫れるのでかなり目立ちますし、炎症が真皮細胞にまで達しているので紫ニキビが鎮静化したあとはニキビ跡になる可能性が高いでしょう。

紫ニキビまで悪化してしまう原因


①ニキビのケアを怠った
ニキビができてもケアをせずに放っておいてもそのまま自然治癒することもありますが、不潔な環境になったり肌質が安定していない、体内の循環が悪いなどさまざまな要因が重なることで悪化し紫ニキビになることがあります。

②皮脂が多い
皮脂が多い方は毛穴が皮脂で詰まりやすく、皮脂をエサにしている「アクネ菌」が繁殖しやすい条件が揃っています。
アクネ菌は常在菌なので誰の肌にも存在していますが、皮脂が多いと大量に繁殖し毛穴の中で炎症を起こすもとに。
炎症したところに余計な刺激を与えたり雑菌が入ると症状が悪化します。

③ニキビを不潔な状態にしている
汗、ほこり、花粉、皮脂などで肌は汚れます。
洗顔を怠ったり、ニキビがあるにも関わらずメイクをしたり、汚れた手でニキビを触ると雑菌が入り炎症が悪化する原因に。
また、ニキビを早く治そうとするあまり潰してしまうと傷口から雑菌がより入りやすくなるので注意が必要です。
意外と見落としがちですが、毎日使う寝具やメイク道具は汚れやすく肌に直接触れるものなので定期的に洗ってない場合、肌に雑菌を塗りつけているようなものになるので要注意。

④生活習慣の乱れ
睡眠不足、栄養バランスの偏り、栄養不足など生活習慣が乱れていると新陳代謝を低下させ体内に老廃物が溜まります。
体内から老廃物がニキビを刺激し悪化させ、患部の修復が滞りなかなか治らない状況に。

外食、インスタント食品、お菓子ばかり食べている方や仕事や趣味で夜遅くまで起きている方は要注意です。
また、冷え性、便秘、血行不良も新陳代謝を落とす原因になります。

⑤ホルモンバランスの乱れ
生理前になると肌荒れしやすいというのは多くの人が経験したことがあるでしょう。
排卵期を過ぎると女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンのバランスが大きく変わり、この変動によりニキビができやすくなります。

紫ニキビの予防治療


①ホルモン治療
ホルモンバランスの乱れが原因でニキビができる場合、ホルモン治療をしてニキビを予防・改善することができます。
ホルモン治療で用いるのは避妊薬としても使われているピルです。
ピルには女性ホルモンが含まれているので、女性ホルモンのバランスを整えニキビの予防に効果があるとされています。
ピルは種類にもよりますが副作用があるものもあるので、自己判断で購入はせず婦人科で相談し処方してもらってください。

②漢方治療
月経前のニキビのできやすさを防ぐ効果を持つものが漢方治療によく使われています。
加味逍遥散(かみしょうようさん)という月経前症候群の予防改善に効果がある漢方は、自律神経に働きかけイライラやホルモンバランスの乱れによるニキビを防ぐ効果に期待できます。
血液の巡りをスムーズにし代謝を促進させる働きもあるので体内の老廃物によるニキビにも効果的でしょう。

※注意点
これらは「薬」を使った治療法です。
薬を使う場合、副作用が起こる可能性も知っておく必要があります。
加味逍遥散など漢方薬は比較的体に優しい薬ではありますが、胃の不快感、吐き気、下痢、腹痛、かゆみなどの副作用があり、重症化すると肝機能障害を起こすこともあります。
ピルも副作用として吐き気、頭痛、乳房の痛み、不正出血などを起こすことがあります。
これらの薬の服用後に体調が悪くなる場合は服用をストップしましょう。

できてしまった紫ニキビを綺麗に治すなら…


紫ニキビは炎症が重症化し真皮までダメージが届いている状態です。
完治したとしても肌に色素沈着ニキビ跡が残る可能性が高いので綺麗に治すなら皮膚科を受診することをおすすめします。

ニキビの中の膿を出せば治るという間違った知識で爪、針を使って潰してしまう方もいますが自己流のそのようなケアは絶対にやってはいけません。
後悔しないようにするためにも自己流のケアはやめ、病院で適切な治療を受けましょう。

また、皮膚科を受診しても完全にキレイな状態に戻すのは難しいでしょう。
跡になってしまった紫ニキビなどは費用はかかりますが美容治療で修復する方法もあります。

まとめ~まずはニキビができにくい肌に育てよう~


ニキビ跡ができてしまうとそれを改善させるにも時間がかかります。
また、紫ニキビを完全にキレイに治すのはとても難しいです。

肌にコンプレックスを残さないようにするためにも正しい知識を持ち、これ以上ニキビを悪化させないよう予防法を実践しましょう。
また、ニキビ用の基礎化粧水を取り入れるなど毎日のスキンケアからニキビ対策を行い、ニキビができにくい肌へ育てることも大切です。
ニキビは体質的な問題もありますが、長期的なケアで改善することもあるので根気良く頑張りましょう!

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